1月30日、天草町高浜地区コミュニティセンターで、地域の高齢者を対象としたeスポーツ体験会が行われました。
eスポーツとは、コンピューターゲームやビデオゲームなどを使った対戦をスポーツ競技としてとらえる際の名称です。ゲームと聞くと子どもや若い世代が遊ぶものと思われがちですが、近年、ゲームをプレイすることで「認知機能の向上」に効果があるとされ、高齢者向けeスポーツに注目が集まっています。県内においても、宇城市や美里町などでも広く取り組みが行われています。
今回の体験会は、天草まちづくり協議会が実施したもので、使用したゲーム機は、全国の皆さんからいただいたふるさと応援寄付金を活用し購入されたものです。
この日は、高浜地区の住民約20人が参加し、そのほとんどがゲーム初体験という人ばかり。最初は遠慮がちの参加者でしたが、高齢者eスポーツ指導員の資格をもつ講師の指導のおかげもあり、その楽しさに魅了され、代わるがわる何度もプレイしていました。
参加者からは「初めて触ったときは難しいと感じたけど、すっかり楽しくなった。またすぐにでも遊びたい」などの声が聞かれました。